SNSでの相談は心理士の隙間産業になるか
某SNSで爪噛みをしているお子さんのお母さんに対して周囲の大人が「ストレスがあるので時間をとるように」的なアドバイスをした、という投稿を見た。
お母さんは結構心配して、お子さんに注意もして、ちゃんと原因を治さなくちゃって考えていた。
爪噛み=ストレスの解消
だからお母さんが時間をとって向き合ってあげてっていうのはアドバイスではないですよね。
類似のアドバイスとしては愛情たくさんかけてあげて、とかですね。
向き合うとか愛情をかけるとかそういう耳触りのいい育児論って困ってる人に役立つのでしょうか。
私、子どもいなくて育児で困ったことないからわからないけど。
逆に「もっとちゃんとしなきゃ」とか「母親として失格なのかも」とか追い詰められてしまいそうだなぁ…。
この方がちょっと気になったので爪噛みには習慣逆転法が効果あるかもしれないと伝えました。
早速検索してみていただいたようです。
本当なら、爪噛みをしてない時に関わりを増やすこととか、記録の取り方とかもお伝えできたらと思いました。
instagramとかtwitter よりもうちょっと匿名性の高いSNSなんかでこういう子どもの困った癖や行動について気軽に書いてもらって、そこに専門家がコメントして、詳しく知りたかったら料金を払ってskypeカウンセリングを受けられる、みたいなシステムがあるといいのかもしれないなぁ…とか思ってみた。
そうしたら、時間をとりにくいお母さんが育児と仕事の隙間時間に利用しやすくて、子どもの困った癖について気軽に相談、対応できていいし、反対にいろんな事情で仕事を離れた心理士も収入を得る機会にもなるのではないかしら。
私が考えるくらいだからもうありそうだけど。